森脇健児が長男の手紙に大号泣...中居正広ら出演者は笑いこらえ切れず
17日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)で、森脇健児が、長男の手紙をきっかけに大号泣し、出演者の笑いを誘う場面があった。
番組では、長い芸能活動の中で、激しい浮き沈みを経験した芸能人がスタジオに集まり、その体験談を明かした。
森脇は、1988年開始の帯番組「さまぁKANKAN!」の司会をきっかけに関西で人気を集め、その勢いを乗って上京した。そして、1992年にバラエティ番組「夢がMORIMORI」の司会を務めたころにはキャリアの頂点を極め、ドラマやCMにも出演するようになったという。
ところが、森脇の栄華は1999年に終わりを迎える。この時期には、かつて12本あったレギュラーをすべて失い、仕事は地元京都のラジオ番組1本のみとなったため、東京を離れる羽目に。森脇は「事件、事故、スキャンダルも起こさず、仕事がなくなった」と、当時を振り返った。
弱り切った森脇のところには、さまざまな事業の誘いが来たそうで、中には「月20万出します。名前だけで」と名義貸しのようなものもあったという。しかし、森脇はお金が欲しかったものの、話に乗ることは一切なかったそうだ。
その後、森脇は髪が抜けるほどのストレスを抱えながらも自身の仕事にまい進し、2013年、「ナカイの窓」への出演を機にようやく再起を果たしたのだという。
番組後半、ピース・綾部祐二が、森脇の長男から預かった手紙をスタジオで読み上げた。手紙の中で長男は、仕事もお金も失った時期の森脇は弱音や愚痴を一切言うことなく、どんなに小さな仕事でも決して手を抜かずに取り組んでいたことを明かした。
そして、長男は「実は僕も、親父が活躍するテレビの世界で、作る側の人間になりたいと思っています」「そして、いつか一緒に仕事ができる日を夢見ています」と抱負を語り、「ここまで育ててくれて、本当にありがとうございました」と森脇への感謝の言葉をつづった。
手紙が読み上げられた際、森脇は鼻水をだらだらと垂らし、声を上げて泣いていた。しかし、森脇の泣き顔があまりにすさまじく、中居ら出演者は笑みを浮かべてしまう始末。
手紙が終わっても、森脇は「すんません。ありがとうございます」と話すのがやっとで、綾部も「私もずっと手紙を読んでたんですけど。(森脇を)見たときに『ここまでか!』と思いました」と、驚きを隠せない様子だった。