NHKの新年度番組のキャスターが3日、東京・渋谷の放送センターで発表された。女性アナウンサーの登用が目立つ中、最注目は『ブラタモリ』(4月11日スタート、毎週土曜 後7:30~8:15)でタモリの相手役と、『NHKニュース7』(月~金 後7:00)のサブキャスターに抜てきされた桑子真帆アナウンサー(27)だ。現在は、BSプレミアムで放送されている子ども番組『ワラッチャオ!』でおねえさん役を務めている。

 桑子アナは、神奈川県生まれ。東京外国語大学出身で、チェコ語専攻していたという。2010年4月に入局後、長野放送局に配属され、13年4月より広島放送局勤務。『おはようひろしま』のキャスターを務め、昨夏の広島土砂災害など緊急報道のスタジオも担当し、的確にニュースを伝えてきた。

 13年3月にパイロット版が放送され、同年10月よりレギュラー放送されている『ワラッチャオ!』では、番組キャラクターたちから、シビアなツッコミを受けつつも、苦笑いとユーモア、時には逆ツッコミで跳ね返す“反射神経”の良さを見せ、番組を盛り上げてきた。

 桑子アナは「子どもたちがどんな質問してくるのか未知数な中で、自分を作らず、さらけ出して、子どもたちとの関係を作ってきたので、今度はタモリさんという大御所中の大御所の方と番組でご一緒させていただくのですが、そのスタンスは変えずに、タモリさんの着眼点が理解できなくても合わせるのはやめよう、と。真っ直ぐぶつかっていきたいと思っています」と意気込みを語った。

 3年ぶりのレギュラー番組として、土曜日のゴールデンタイムに復活する4月からの『ブラタモリ』では、タモリが長年できなかった本格的な地方ロケを実施することでも注目されている。

 「タモリさんにはまだ一回もお会いしていない」状態の桑子アナだが、「タモリさんの独特の着眼点とゆるさが好きで観ていた番組。そこに着目するの? といったことを楽しみながら各地をめぐっていけたら。着任経験ある長野や広島に行けたらいいなと思います」と期待をふくらませていた。